セカンドオピニオンでの回答と、私達の判断(回想) - ガー子ちゃんの心肺疾患治療記録 - 『闘病ログ』 ~ 病気に関するブログ集めました ~

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ガー子ちゃんの心肺疾患治療記録

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セカンドオピニオンでの回答と、私達の判断(回想)

(この記事は、2016年6月、妻の手記を参考に、頑張って思い出しながら書いたものです。)


セカンドオピニオンでいただいた回答が重要な判断材料になったので、主な部分だけでもここに残しておこうと思います。
すべて記載するとかなり多いので、以下は抜粋・要約したものです。


[1]
時間的猶予があまりない。


[2] DKS吻合手術 + シャント手術について
肺水腫の可能性があり肺の状態が悪く、また、肺血管抵抗も4.7単位と高いため、厳しい。

※『肺水腫』は、このタイミングで出てきた病名です。
前の病院では病名を教えてくれませんでしたが、診断がつくほどの状態では無いと判断していたのかもしれません。


[3] DKS吻合手術 + バンド手術について
右室の出口が閉じられるので、右室がもたない。
酸素濃度が現状よりもかなり落ちる。
手術で心臓を止めるので肺の状態が悪化する可能性があり、さらにバンドによってリスクが高まる。

※前々回に少しだけ触れた第三案です。
両心室から出ている血管をつなぐ(吻合する)と、血液が逆流する可能性があるため、右肺動脈をバンドで絞って制限する方法です。


[4] 二心室治療について
僧房弁の大きさはあるので、左室が大きくなる可能性はある。
左室の入り口はそこそこあり、奥行きは足りないかもしれないが、二心室治療でもある程度流れてくれそう。
[2]と[3]が厳しいため、唯一可能性が残っているのが二心室治療。

※補足を後述。


[5]
還流異常の右下の血管は、もしかすると左房に戻ってきているかもしれない。

※補足を後述。


[6]
Goサインが出れば、例えば5/6に迎えに行き、手術に向けて準備を進める。



▼[4]の補足
左室が大きくなるかどうかの見極めの際に出てきた「僧房弁の大きさ」というのがポイントです。
娘の左室は右室に圧迫されて通常の66%程度の大きさしかなく、幅が広く奥行きは短いという形状でしたが、僧房弁が通常並みにあったため、上記のような判断となりました。
そして術後、この判断が正しかったことが証明されます。

もし「左室が成長するかどうか」の可能性をお探しの方は、ぜひこの点を確認してみてください。
他の2つの病院ではこのような所見はありませんでしたし、医師によって判断が異なってくる部分だと思いますので、他の医療機関で確認いただく価値はあると思います。


▼[5]の補足
この血管は、前の病院では発見されていなかったものです。
「3倍近い実績のある病院は、医療レベルも違うんだな」と思いました。

初めからこの病院に来ていれば、、、と何度も思いましたが、過去を振り返ってもそういった思考回路になるチャンスは無かったように思います。
次なんて来て欲しくないですが、もし次があった場合は、より良い選択肢を選べるようにしっかり見極めたいと考えています。





セカンドオピニオンで上記の回答をいただき、「結局、どの方針でもリスクが高い」ということが分かりました。
前の病院で「危険」と言われていた方法が「唯一、生きるための道」と言われ、「一番安全」と言われていた治療方針が「危険」と言われたのです。

そして、「どれもリスクが高いのなら、予後に期待ができる『二心室治療』を選択したい」と思いました。
そのことを主治医に伝え、転院する運びとなりました。



私はセカンドオピニオンをして本当に良かったと思っています。
望んでいない治療方針に決まりそうになったとき、目の前の専門家の意見に抗って本当に良かったです。

例え、どの病院でも同じような治療方針を示されたとしても、それはそれで納得が出来たと思います。

「自分の子どものために、全力を尽くして、最良の選択肢を選んだ」
ということが大切なんだと思います。