再入院 36日目、手術が終わり、、、 - ガー子ちゃんの心肺疾患治療記録 - 『闘病ログ』 ~ 病気に関するブログ集めました ~

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ガー子ちゃんの心肺疾患治療記録

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再入院 36日目、手術が終わり、、、

気づけば、前回の投稿から2週間も経っていました。



この2週間、鎮静されたまま、肺の回復を待っていました。

ただ、数値はあまり変わらず、最終的には「少し良くなったかな」という程度でした。

肺うっ血状態ですし、人工呼吸器の負荷もありますし、あまり回復しないのは仕方ないのかもしれません。



そして一昨日(24日)、8ヶ月になった日に手術がありました。

右肺静脈にできた狭窄を解消するための手術です。

カテーテルでは難しいため、再びの開胸手術となりました。



結果から書きますと、「手術でやるべきこと自体は無事に進められた」そうです。


しかし、手術の終わり際、「肺高血圧クリーゼ発作」が起き、かなり危ない状態にまでなりました。

一酸化窒素を吸入する療法でなんとか落ち着き、その後、閉胸せずにICUに戻って来ました。

そこから今までは、安定しています。





▼「肺高血圧クリーゼ発作」について

この単語は、聞いたことのない方が多いのではないでしょうか。

ネットで調べても、あまりヒットしませんでした。


「肺高血圧クリーゼ発作」は、肺動脈が収縮してしまう発作で、肺に血液が流れづらくなります。

娘の場合、以下のような状態になりました。

・サチュレーション 60%
・血中の二酸化炭素 100%
・肺血圧の異常上昇(通常、体血圧の1/5のところを、なんと2倍強)

肺の血流がかなり減ってしまい、ガス交換も少ししかできない状態なので、危なかったのです、、、かなり。



▼原因について

何故この「肺高血圧クリーゼ」が起きたのかについては、「肺のダメージ」が原因の一つではないかということでした。

長期間に渡る人工呼吸器の使用、手術の際の人工心肺装置の使用(今回で2回目)など、肺へのダメージが蓄積し、かなりボロボロになっているそうです。

その影響で、手術の完了まで肺が持たなかったのかもしれません。



▼対処方法について

一酸化窒素を吸入する方法により、なんとか落ち着いてくれました。

一酸化窒素には血管を緩めるような作用がある、とのことです。

ただ、使い続けると「血液が汚れてくる」そうなので、あまり長期間は難しいようです。


※この方法は、世界的にはスタンダードらしいのですが、日本では十分に普及しているものではないそうです。



▼また発作が起きてしまったら、、、

一酸化窒素が効かなくなってしまった場合、補助装置で循環を保つことになるそうです。

しかし、これもまた肺に負担がかかるそうです。


そもそも肺の負担が原因なので、さらに肺に負担をかけてしまっては、回復の見込みがありません。

つまり、発作が再発してしまったら、もう助かる見込みはありません。



▼今後について

このまま再発しないことを祈るばかりです。

手術で増えた体内の水分が抜けていくことで、肺の負担も下がっていくので、とにかく今は早く時間が経って欲しいです。

時間が経てば経つほど、リスクの確率が下がっていくので。



幸い、回復は順調のようで、開けたままにしてある胸も、今日(金曜日)の午後か、月曜日には閉じることができそうです。

「術後、5~7日間は開けたまま」と聞いていたので、「早まる可能性がある」と分かったとき、安心して涙ぐんでしまいました。

閉胸するということより、「肺高血圧クリーゼ」の再発の可能性が下がったことが、何より嬉しかったです。



それでは、今日はこのあたりで。

回復の様子は、また細かく書いていきたいと思います。